チェンマイスタイルとして、タイ古式マッサージのひとつのスタンダードを確立した1962年創業の偉大なタイマッサージスクール。創設者のシントーン チャイチャカン(Sinthorn Chaichakan)氏はランナー王国出身者で、ワット・プラチェトゥポン(ワット・ポー)伝統医学学校の第一期生として1962年(2505)卒業した。彼は、チェンマイで、“伝統医学病院兼教習所”をワット・プラチェトゥポン(ワット・ポー)伝統医学学校の支所として設立しようとしたが、ワットポー伝統医学学校は それを認めず、シントーン氏は自身の“伝統医学病院兼教習所”を設立したのが始まり。彼は、バンコクスタイルとランナー王国のマッサージをミックしてチェンマイスタイルを築いた。彼は、煙草の吸いすぎで既に亡くなっていて、息子のワッサン チャイチャカン(Watsan Chaichakan)氏が跡を継いでいる。
基礎編のタイマッサージコースがIとⅡ、上級編のタイセラピーマッサージコースがⅢとⅣという風にそれぞれ2つに分割されていて、それぞれ月から金の5日間で習得するシステム。大人数で一斉にレッスンを受講するので小学校のクラスのようにワイワイしている。欧米人の生徒が多く、英語が飛び交う環境は、面白い。英語での筆記テストもあるので、英語が苦手な人は確実に腰が引けることになる。
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