もともとビジネスでタイに赴任していた藤垣氏がタイマッサージに出会ってその魅力に翻弄され開校した日本人経営のタイマッサージスクール。日本人向けに特化した学校として、地球の歩き方にも掲載されたことがあり、多くの日本人が通っている。
スクールのほかサロンも併設しているので、マッサージを受けるだけでもOK。随分と昔の話だが、吾輩はここのサロンを利用したことがある。若い女性セラピストだったが、あまりにも痛くて雑でお世辞にも気持ちいいと言えないようなマッサージだったので、話を聞いてみたが、田舎から出てきてまだ1ヶ月だという。ここでマッサージを教えてもらいながら現場に出ていると言う。人が足りなかったのだろうか?あまりにもひどかったのでびっくりしたことがある。
藤垣氏は、プッサパーが文部省認定であることに誇りを持っている。文部省認定校と厚生省認定校の違いはとても大きいらしい。
文部省認定校とは、タイ国文部省がその名誉にかけて、その存在価値や設備、校長人格、カリキュラムを審査し、設立及び教育を許可した学校で、審査が厳しく安易に設立できないらしい。タイでは学校のことを「ローンリアング」というが、この単語を使えるのは文部省認定校だけらしい。厚生省や労働省認可のスクールは「ローンリアング」は使えないので格下なのだ。だからタイのお偉いさんをメンバーに加えて文部省の認可を取り付けたプッサパーはすごいのだそうだ。日本でも専門学校や大学は「学校法人」を名乗ることができるが、それ以外は各種学校という扱いのスクールになってしまうのと同じだ。
ホームページで目にするタイマッサージスクールも、文部省やら厚生省やらが縦割りで勝手にOK出したりして、混乱させちゃってるのが問題なのだと目くじらを立てている藤垣氏はなかなかのやり手なのだ。
ワットポースクンビット校とすぐ近くにあるのもなんか面白い。やっぱりライバルなのかなあ?そんなこと言ったら、「あっちは文部省が認可してないんだよ!」と藤垣氏に怒られるかも? |