チェンマイにあるスクールだが、特に日本人向けというわけでもないのに、日本人教師が主宰している。レッスンは100パーセント英語で行われる。英語もわからない、解剖学もわからない方には難しいからやめといたほうが無難だが、ここに新しいタイマッサージスクールの新境地を見ることができる。
以前はいわゆるタイマッサージレッスンという形式だったが、現在は、「タイマッサージ」という言葉を使わずに、「モーション・クリニカル・マッサージ」という講座名になった。校長の池田氏は、「解剖学の知識に基づいてタイマッサージを理解する」というテーマでレッスンを行っている。こういうレッスンはタイ人にはできないだろうし、医学系の勉強をした日本人だからこそできるレッスンと言える。池田氏はすごい。だからこのスクール派欧米人に人気がある。頑張れ日本人!
このように、神秘的なイメージだったタイ古式マッサージは外国人の手によって、そのベールを剥がれ、新たなタイマッサージが再構築されているのだ。チェンマイの中心地でやっているので、ぜひ覗いてみたいスクールだ。
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