ロイクロは1998年にマッサージサロンとして設立し、その1年後に代表のタサニー(通称クッキー)が、スタッフの矢嶋啓二氏らとマッサージの個人レッスンを開始した。生徒1人に講師1人の個人レッスンを主に行っている。チェンマイ市の中心地区に位置し、ホテル、レストラン、ショッピングに便利。新校舎はロイクロ通りから路地に入った静かな環境だ。日本人教師が常駐していることやプライベートレッスンであることから、外国人との集団レッスンを嫌う日本人に人気がある。欧米人に人気のITMチェンマイとは真逆の感じだ。
ロイクロが日本人に広く知られるようになったのは、以前、銀座にロイクロ日本校があったから。日本校では矢嶋氏も活躍し、ロイクロ日本校は当時なかなかの人気スクールだった。しかし、調子に乗った経営者が当時流行した岩盤浴に手をだし、業績の悪化を招いて閉校に追い込まれたのだ。とても残念なことだ。
クッキー校長はタイマッサージの最初の師匠として2013年に惜しくも他界したレックチャイヤ(ママ・レック)からナーブタッチマッサージを学び、その後もオールドメディシンホスピタル、ワットポー、タイ国保健省(Dr.ペンナパ・サプチャルン)、タオ・ガーデン(チ・ネイ・ツァンをマンタク・チア代表とジュタ講師から、チ・ゴン(気功)とタイ・チー(太極)をリー・ヘチュン講師から、また最近ではカサイ・ネイ・ツァンをノム講師とニー講師から)や、ピシェート・ブーンタム氏等、数々の師匠の下で研鑽を重ねた。
矢嶋啓二氏(写真左)はロイクロの発展に貢献している日本人で彼の功績は大きい。また、「ヌアボーランまこと」さんとしてmixiでもお馴染みの北村誠氏(写真右)が講師を務めることもある。
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