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 手順を覚えるのが大切なこと?
 
 
タイ古式マッサージを学ぶことっていったい何だろう?多くのタイ古式マッサージスクールでは、その手順を教えることをタイ古式マッサージを教えることのようになっている。同様に、多くの生徒は順番を覚えることが、タイマッサージができるようになることのように錯覚している。でも、本当に手順を覚えることが一番大切なことなのだろうか?
 
確かにタイ古式マッサージでは、多くの場合、スクールごとに手順が決まっている。このサイトでも、「タイ古式流派スタイル」として一応区分はしたのもそのためである。たとえば、未経験者がタイ古式マッサージを学ぼうと思って、スクールに入る。そうすると、「タイ古式マッサージは足から順番にマッサージするんですよ。」と教えられる。これはバンコクスタイル(ワットポー式)、チェンマイスタイル、タイ厚生省スタイルともそうである。「ここを3~4箇所押して!」 「次にここを3~4箇所押して!」 「そしたらこっちの手でここを押す!」 「終わったらここをこんな感じで引っ張って!」という具合に教えられるのだ。
 
吾輩が未経験だった頃、タイの○○スクールに通ったが、徹底的に順番を叩き込まれた。「明日までに覚えてくるように!」と宿題を出された。未経験であった吾輩は、タイ滞在期間中にもかかわらず、酒も飲まずに夜遅くまでテキストとにらめっこをして、タイ古式マッサージの手順を覚えた。当然ながら、手順を覚えた時に、「吾輩はマッサージができる」と錯覚をした。修了証を大事にカバンにしまって、自信満々に帰国して、その当時付き合ってた彼女にマッサージをしたら、「痛いからもう止めて!」と言われてへこんだ。その彼女とはしばらくして終わったが、それ以降、一度もマッサージをさせてもらえなかった。友達にもマッサージをした。2時間やる予定だったが、30分くらい経過した頃に「ごめん、用事を思い出した!」と言って帰られた。その友達にはそれ以来一度も会っていない。その後、吾輩は、タイの他のスクールにもいくつか通ったが、どのスクールも決まって「タイマッサージは足から始めるのです。」というくだりから始まった。
 
話は変わるが、エステサロンとマッサージ店は大きく異なる点があると思う。エステは、誰がやっても同じ施術をお客に提供することが望ましい。マッサージは違うはず。だって、その人によって疲れ具合や凝っている箇所が違うんだから・・・。だけど、時々、順番がきっちり決まったタイマッサージ店に出くわす。それはきっと、エステ感覚のタイマッサージ店なのだろう。そんなお店には、指名制度もないのだろう。どうせタイ古式マッサージを受けるのなら、自分の希望にピタッと合わせてくれるセラピストに出会いたいものだ。
 
タイに限らず、日本でも、エステ感覚の【有料セラピスト研修系】のタイ古式マッサージスクールでは、徹底して手順にこだわるものだ。手順ばかりに気を取られて、自分ができるようになったと錯覚してしまうととんでもないことになる。
 
多くのタイ古式マッサージスクールがうたい文句にしているのが、こんな感じ。「このコースを学べば、90分間のマッサージができるようになります。」 さらに「上級編のコースを学べば、120分間のマッサージができるようになります。」そんなスクールがいかに危険で、素人を食い物にしているか、わかりますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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